ミシマ青空通信

ミシマ青空通信 №40

202008№40.JPG  七十二候の一つで、わたのはなしべひらくと読みます。処暑の初候で 8/238/27頃に当たります。は通常「うてな」と読み、同じ読み方をする「台・萼(がく)」と同じように花の「がく」を意味します。綿の花は、同じアオイ科のオクラの花に似た淡いクリーム色でとてもきれいです。その花が終わり、に覆われた固い実をつけます。その実がはじけて白い綿毛(わたげ)が現れた状態が綿花です。綿花の栽培は、日本では戦国時代頃から一般的になり、江戸時代に広く普及し、明治時代には輸出量が世界一になったこともあるようです。

 

 

 容器包装リサイクル法(略して「容リ法」)の省令改正に伴い、コンビニなどで無料配布されていたレジ袋が、71日から全国一律で原則有料化になりました。「容リ法」は、家庭から出るごみの60%(容積比)を占める容器包装廃棄物を資源として有効利用することにより、ごみの減量化を図るための法律で、平成7年に制定されました。ちなみに、「容リ法」でいう「容器包装」とは、商品を入れたり包んだりしているもののうち、中身を出したり使ったりすると不要になるもので、中身が商品ではないクリーニングや景品の袋、中身を出した後も必要なCDケースなどはこれに該当しないようです。今回の改正は、プラスチック製買物袋(レジ袋)の過剰な使用を抑制することを目的として、消費者のライフスタイル変革を促すもので、昨年12月に公表されました。この改正を受け、アパレルメーカーや大手百貨店・ 各種企業などが独自のデザインによる「マイバッグ(エコバッグ)」を販売したところ、思わぬヒット商品になっているようです。変わり種では、私たちになじみの深いブルーシートをリサイクル活用したものやレジ袋に小説を印刷したものもあるそうです。これまで、「マイバッグ(エコバッグ)」は主に主婦層が使用するイメージでしたがコンビニでのレジ袋有料化が定着するにつれ、今後は男性も含めた多くの人が「マイバッグ」を携帯するようになるのかもしれません。これらの中には、コンビニ弁当に適したサイズでシンプルなものもありますので、探してみるのも楽しそうです。

  長い梅雨が明けて酷暑の日々が続きます。繰り返しになりますが、コロナに負けない強い抵抗力を保つには、熱中症対策も含め十分な体調管理が不可欠です。

 

                    首都圏営業部  新井山 勲 

2020,08,11